光の受容  〔眼球・角膜・内部〕

1. 像はまず角膜を通り、瞳孔を経て眼球内部に入る。外部の光の量によって虹彩が収縮し、瞳孔の大きさを調節する。

2. 網膜上に像を合わせるために水晶体により像を屈折する。水晶体はチン小帯・毛様体の働きによって厚さが調節され、カメラと同じように広い距離の焦点を合わせることができる。

3. 屈折した像は硝子体を通して網膜に映りこむ。

水晶体がレンズ状であるため水晶体が屈折の主な役割を果たしていると思われがちだが、実際には屈折は空気と角膜との屈折率の差によってほとんど行われており、水晶体は焦点の調整のみに関わっているといってよい。そのため、角膜が傷つくと失明のおそれがある。

網膜には杆体細胞、錐体細胞の2種類の視細胞があり、この細胞を通じて視神経経由で視覚情報が大脳に送られ、視覚となる。杆体細胞は暗所で機能する。

光に対する感度が高い。錐体細胞は、明所で機能する。光に対する感度は低いが色彩の識別が可能である。

外部には、瞼(まぶた)、まつ毛がある。瞼は外部からの異物や強力な光をさえぎるほか、まばたきすることにより眼球表面(結膜)へ涙を送る。
update:2009年10月13日